Crypto Beginners lab Written by Toru

仮想通貨投資における「最大のリスク」3点を押さえておきましょう

セキュリティ 基本勉強

仮想通貨は2008年から誕生していますが、まだまだ規制も緩くハッキングなどが頻繁に起こっているマーケットの一つです。

今回は、投資をする上で知っておいた方がいい情報をいくつかまとめていきたいと思います。

とはいえ、恐れすぎる必要はありません。あとで後悔をしないためにもまずは自己防衛の基本を学んでいきましょう。

Toru
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結局は自分の資産は自分で守るしかありません!リスクもあらかじめ頭に入れておきましょう。

 

✔︎ 当記事の内容

  • 仮想通貨の相場変動による損失リスクを知っておこう
  • 仮想通貨のハッキング詐欺などのリスクを知っておこう
  • 仮想通貨の税金関連のこと

仮想通貨の相場変動による損失リスクを知っておこう

この「相場変動によるリスク」はほとんどの投資家が体験することになります。決して仮想通貨に限ったことではありません。

最近では2022年に起きた「テラ・ルナショック」「FTX事件」が有名ですが、何か悪いニュースが1つ出てくると大きくマーケット自体が動きます。

そう、仮想通貨マーケットでも「相場の変動による資産価値の変化がリスク」と考えられます。ただ、その分リターンも大きいマーケットなので、いわゆる「ハイリスクハイリターン」というやつですね。

また、仮想通貨市場は非常に不安定なため、一つの悪いニュースが出ると「対応する通貨が暴落し、資産価値が急激に低下する可能性も秘めています。

それでは、今回は2022年11月に起きた、FTX事件前後のビットコインチャートを見てみましょう。

それがこちらです↓↓

まずは緑の丸で囲っている部分が、FTX事件によって暴落をした部分です。

ここでは、FTXが発行していた「FTT」というトークンが大!大!!大暴落!!!をしました!!

そして、それに伴い投資家たちがリスクを避けるためにどんどんとビットコインをはじめ仮想通貨を投げ売りし、結果、どの通貨も大暴落に見舞われることに。

Toru
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2022年は散々な年でしたね・・・

 

結局、2ヶ月間かかって以前の価格まで戻してきているところです・・・。FTX事件後は毎日のように資産がどんどんと下がっていき、さすがに私もかなり凹みました。

ただ、そこで売らずに信じて保有し続けていて本当に良かったと思っております。(SOL:「ソラナ」という仮想通貨は全て売ってしまいましたが・・・)

仮想通貨のハッキング詐欺などのリスクを知っておこう

次はハッキングや詐欺などについて書いていきます。

「マニップリング」とも言うそうですが、世界には「仮想通貨取引所などのサーバーを攻撃して、不正に情報を取り込むなどの悪意のある行為」をする輩がいます。

いわゆるハッカーが取引所のサーバーに侵入し、資産を盗んだり、取引情報を不正に使用したりする可能性もあり、まだまだこういう輩とセキュリティ問題のいたちごっことも言えるでしょう。

かと言って、自分でオフライン(ネット外)で保管をする方法もありますが、それはそれでリアル世界での保管リスクもあるので何がベストとは言えませんね。

自分の仮想通貨が盗まれた場合

自分の過失・管理不足であればもう返ってこない可能性が高いでしょう。

仮想通貨の取引の流れはブロックチェーン上に記録されているため、追跡することはできますが、それが「返ってくるのか」は別問題となっております。

参考:2018年にコインチェックでNEMが盗まれる事件がありました

2018年1月にコインチェックの「NEM」という仮想通貨が500億円以上盗まれる事件が発生しました。しかし、コインチェックではこれを保有者に「円」で補償を済ませました。このように、取引所の過失(セキュリティ問題)がある場合、また日本の取引所においては戻ってくる可能性もあります。

このように、日本では金融庁によって発行された「仮想通貨取引所等に係る取引実績保全ならびに業務への要求事項」に基づいた対応がされるので、基本的には安心して取引所のウォレットに保管しておく選択でいいと思います。

仮想通貨の税金関連のこと

仮想通貨で利益が出た場合は、確定申告をしなければいけません

税務署は必ず仮想通貨取引所などの税務調査を行なっているので、「利益を上げている人」を全て把握できています。

そこで、利益を出したあなたが確定申告をしていないと・・・そうです。脱税になってしまいます。

Toru
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きちんと申告をしないと脱税になり、重課税されるので爆益を得た人は気をつけて!

仮想通貨の利益は「雑所得」に分類されます

仮想通貨の利益は「雑所得」というものに分類されます。

あなたの給与所得などと合算した上で税金額が決まるのですが、当然、利益が多額になれば累進課税となり所得税の税率は最大で45%にもなってきます!!

さらに、住民税(10%)と合わせると合計55%にもなってしまうとか・・・

まぁ、所得金額が4000万円を超えるときの話ではありますが、仮想通貨投資ではベットする額が大きければ4000万円とかは普通にあり得る話とも思いますので、この辺りはお気をつけください。

まとめ

今回は仮想通貨において、押さえておきたいリスク3点をご紹介いたしました。

そもそも、投資自体がリスクは隣り合わせということを理解した上で行ってください。無難に将来の貯蓄程度に考えたいのであれば仮想通貨は向きませんので、積み立てNISAなどが合っているでしょう。私もコツコツと積み立てていますよ。

Toru
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